松寿仙月刊誌「主治医」令和4年 6月号 古美術鑑定士 安河内眞美さんと健康鼎談
コロナ禍だからこそ運動しよう
- 脇屋敷
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(コロナ禍で)お家に籠って運動不足にはならなかったですか。
- 安河内
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近くにジムがありまして、ありがたいことにそこが開いていましたので、毎日そこのプールにいって泳いでいたので。
- 脇屋敷
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鍛えていらしたんですね。
- 安河内
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鍛えるというよりも、水に入るとすごく気持ちがいいんですよ。水泳は60歳過ぎてから始めたんです。息つぎがうまくできなかったのを、習って泳げるようになったので、楽しくて。
- 脇屋敷
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ああ、それはいいですね。鍛えるといえば、堀坂先生でしたね、筋トレをされているのは。
- 堀坂
- まあ、そうですね(笑)。まだまだ現役でやろうかなと思っているので。私は砲丸投げをやっているんですよ。
- 脇屋敷
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先生は熊本県の県大会で4連勝した猛者なんですよ。
- 安河内
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砲丸投げを?
- 堀坂
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ええ、鉄の玉を投げるんです。でも力任せに投げるんじゃなくて、下半身の筋力で導いて上に投げる全身運動なんですよ。水泳も全身運動ですからね、とてもいいと思いますよ。
- 脇屋敷
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コロナで運動不足の人が増えているなか、お二人はすごいですね。
大切なのは体温の維持
- 脇屋敷
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二度の大病を克服された安河内さんに、何か健康アドバイスはありますか。
- 堀坂
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運動もされているし、いろいろ気をつけておられると思うので、皆さんにも共通することをお話ししたいと思います。生きていくために一番大切なこと、それは体温の維持なんです。8歳を過ぎると、体温が少しずつ下がるんですね。そこで不定愁訴が出てきて、その延長線上に炎症が起こっていろいろな病気が出てくる。
- 脇屋敷
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ということは、まずは体温の維持が大切なんですね。
- 堀坂
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はい。私たちの体のなかには3兆の細胞があって、その細胞に栄養を運ぶのが毛細血管です。全身の血管の8%は毛細血管なんですよ。血液が末端まで流れて、その微小循環の領域で物質交換が行われて、熱量が発生する。そこで体温が維持できるんです。だから大切なのは、隅々まで血液を送れるような状態をつくりましょう、ということ。それから、細胞膜の変質が老化の原因になるので、細胞の変質を抗酸化作用のあるもので改善していきましょう、ということ。微小循環改善作用と抗酸化作用ですね。松寿仙には、この二つの薬理的な効果があるんです。
- 安河内
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これは何が入っているんですか。
- 堀坂
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赤松葉とクマザサ葉と朝鮮人参です。赤松葉には、血管のなかのLDLコレステロールという悪玉コレステロールを溶解していく働きがありますし、クマザサ葉の成分には、赤血球の新生促進作用があるんです。それに補血の人参。この3つが松寿仙には入っています。長く飲んでいただける、安全で安心な医薬品ですから、ぜひ継続して飲んでいただくといいと思います。
- 脇屋敷
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では最後になりますが、安河内さんのこれからの目標とか、夢とかありましたらお聞かせください。
- 安河内
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バタフライで100メートル泳ぐ。ふふふ。
- 脇屋敷
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え?バタフライ?しんどいんじゃないですか。
- 安河内
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バタフライ、気持ちいいんですよ。一番自然な、魚らしい泳ぎというか(笑)。魚はクロールとかバックとかしないでしょ。それにパラリンピックを見ていて、手とかなくても体をうねらせることであんなに速く泳げるんだ、すごいなと思いましたから。
- 堀坂
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私たちのトレーニングのなかにも肩まわしというのがあるんですよ。肩のストレッチにもなるし、肩の可動域が広がるので、いいと思いますよ。
- 脇屋敷
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なるほど(笑)。安河内さん、堀坂先生、本日はどうもありがとうございました。